イベント出店コストを考える

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今回はクワガタ・カブトムシ即売会イベントに出店する際にかかるコストを私なりにここにまとめておきたいと思います。

最近は昆虫即売会イベントの数が増え、ありがたいことに多くのイベントにお誘いいただく機会も増えました。2025年は16回ものイベントに出店する機会に恵まれ、生体やグッズの売上が過去最高の年になりました。しかしその分、体力的にキツかったり出費も大きかったと感じております。
そこで今回はイベントに出店する際、実際にどんな出費があるのか、準備にどのくらい時間がかかるかをまとめたり、当日のリアルな動きや注意点についてもここに残しておこうと思います。

①イベント出店にかかる出費

まずは出費についてです。あくまで私の場合です。ザックリ箇条書きにすると↓

出店料 平均7,000円くらい (3,000〜20,000円)
交通費 平均15,000円くらい(3,000〜25,000円)
人件費:15,000円
食費:約2,000円
容器代:約10,000円
ノベルティ代:約10,000円

出費合計:平均 60,000円くらい (ザックリ計算)

出店料の高いイベントは2卓で20,000円だったり、関東圏の私が福島や仙台のイベントに出店すると交通費だけで2.5万が飛びます。近場でも高速代や駐車料金等を考えるとそれなりの出費になりますね。
容器代は主にクリアスライダーの値段で、イベント前に30個ほど注文することが多いです。
ノベルティは、購入時にお付けする紙袋や缶バッジ、ポストカードや名刺などです。これもイベント前にメーカーに注文しています。
近場で出店料の安いイベントに1人で出店する分には、最安で3万程度の出費で済みます。しかし、出店料の高いイベントほど集客があって売上が伸びたり、遠方のイベントの方がお客様に喜ばれたり、接客も1人では回らないことが多々あるので、結局は平均6万くらいかかってます。2025年は16回出店してるので合計100万くらいかかってることになります…

②イベント出店にかかる時間・作業

イベント準備や当日どんなことをするのか具体的に整理すると↓

イベント前
・イベントの告知(XやYouTubeで)
・ノベルティや容器、必要なものを注文
・出品生体の選別
・生体リスト作成

イベント前日
・値札ラベルを作成・印刷
・生体を販売用の容器に移す・状態確認
・荷造り

当日
・荷物積み込み
・運転、移動
・荷物搬入
・卓の設営、挨拶回り
・開場〜 販売開始
・撤収
・あれば打ち上げ
・帰路、運転

イベントは9割が準備、当日は1割です。孫子の兵法にもある通り戦う前に勝敗が決まるので、入念な告知と生体の準備が一番重要です。私の場合、イベントの1週間前には活発に告知を始め、生体の選別をしながら写真や動画を撮影しXやYouTubeで生体の魅力を紹介しています。イベントの直前に成虫掘出しをして急いで編集しながらイベント準備をすることも多いです。生体選別や告知に1〜2日分の作業時間を費やしてますね。

イベント前日は準備日としてなるべく1日空けて、値段設定、値札ラベルを作成・印刷してラミネート加工、生体の最終状態チェックをしながら販売用の容器に移して、新しい床材とゼリーを入れてラベルを貼って販売できる状態にして輸送用段ボールに荷造りしています。その他細かい作業も含めると前日準備は5~8時間くらいかかります。

当日は、だいたい開場時間の2~3時間前に到着して、搬入〜設営を行います。遠方だと前乗りしたり、夜中のうちに出発することもあります。私の物量だと、小〜中型の生体50前後+グッズの販売なので、大きい段ボール3個分くらいで収まります。台車1回でギリ運べる量ですね。
卓の設営は余裕をもって30分は欲しいです。私の場合は卓に黒い布を被せて、その上にクリアスラーダーやプリンカップの生体を並べて、生体写真を前に添えておきます。最後にグッズを並べて、値札を整えたら設営完了。余裕があれば卓の写真を撮ってSNSに載せたほうがいいですが、忙しくて忘れることもよくあります。設営後は余裕があれば他の卓に挨拶したり、クワガタ談義をして開場時間まで待ちます。

イベントの開場時間を迎えると人が雪崩れ込んできます。先行入場で並んでいるお客様の中には、我が家のメタリフェルを狙う方もいるようで、良い色のメタリフェルは一瞬で無くなります。どのイベントも開始1時間ほどが一番混み、2〜3時間経つと空いてくる印象です。ソリアシサビやマイナーヒラタなどは、イベントの後半にマニアックな同士達がポツポツと買って下さる印象で、その頃にはゆったりとクワガタのお話をしたり、閉場間際には他の卓の掘り出し物を漁ることができます。

閉場時間が来たら各々撤収です。荷物をまとめて車に運んで、そのまま帰路につくこともあれば、イベント後の打ち上げにお誘いいただくこともあります。遠方の場合は温泉に入ってからゆっくり帰宅。帰った後はイベントお疲れ様でしたツイートをします。後日生体についてのお問い合わせが来ることもあるので、しっかり対応しましょう。

イベントの翌日は反動で半日〜1日寝ます。イベント準備で部屋は散らかっていて、売れ残り生体や戦利品の増種生体もいるので、それらの後片付けや管理をしなければいけません。さらにはイベント準備期間で後回しにしていた作業が溜まっていたりするので、なんだかんだ忙しいです。お疲れ様です。

以上をザックリまとめると、準備に2〜3日かかり、イベント当日と翌日の反動、後片付けを考えると、5日間分くらいの時間がかかることになります。

③イベント出店の注意点

渋滞には気をつけよう
イベントは集客が見込める土日祝日や連休に当てられることが多いので、当日は事故渋滞に巻き込まれるリスクが高めです。前もってルートを確認し、事故が起きやすいルートの場合は、早めに会場に向かったり別ルートを探したりと安全策をとりましょう。私も一度事故渋滞で予定より2時間到着が遅れて泣きそうになりながら設営したことがあります。

生体状態チェックは入念に
販売後に生体の状態が悪かったというお問い合わせを過去2回いただいております。具体的には、フセツが欠けていたり、足が複数箇所欠損していたというものです。私のチェックミスによるトラブルです。基本的に代品か返金で対応させていただきますが、こういったトラブルが多いとお客様に迷惑をおかけした上に信用を失うことになるので、チェックは入念に行い、もし後日お問い合わせがあった場合は、迅速丁寧な対応を心がけましょう。また、トラブルを未然に防ぐために販売時にお客様と一緒に生体の確認を行うのも有効です。

台車があると便利
搬入時に自前の台車があるとめっちゃ便利です。会場によっては、特に浜松町の東京都立産業貿易センターなどでは、車搬入の列が全然進まなかったりするので、駐車場から自前の台車で直接搬入した方が早かったりします。特に私のような段ボール3箱程度の規模感でしたら台車1回でどこへでも運べてしまうので、あった方がいいです。

まとめ

イベントに出店する際、私の場合は約60,000円の出費約5日分の作業時間がかかります。日給1万円とすると5日で5万。これを仕事とするなら1回のイベントで売上11万以上ないと厳しいことになります。

2025年は16回も出店したので、ガバ計算で80日分の作業時間といえます。多すぎます。
前回の記事ではYouTubeの動画制作に年間約800時間(100日分)かけていると書いていたので、イベント+YouTubeで180日分の作業時間。そこに飼育作業や本の執筆が加わり、さらには本業も他にあります。2025年は人間辞めてました。その分、飼育も疎かになってました。
この反省を生かし、今年からは飼育作業を最優先にして、動画制作はちょこっと頑張って、販売は二の次になるようなバランスで頑張っていきたいと思います。
ただ、2026年のイベント出店予定は既に8件決まってしまっているので、ちょっと絶望です。

最近はイベント出店依頼の連絡をいただく機会も増えましたが、予定だけでなく出費や労力を加味した上でお断りすることも多々あります。それでもイベント出店依頼のご連絡は随時お待ちしておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。楽しめる範囲で頑張りたいです!

最後に、皆様もイベント出店は計画的に!

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