基本情報
和名: スンバワノコギリクワガタ(ヤススケノコギリクワガタ)
学名: Prosopocoilus yasusukei H. Ikeda, 1996
分布: スンバワ島
野外珍品度: やや少ない★★★☆☆☆
サイズ: ♂26.3-79.5mm ♀28.3-40.4mm
飼育レコード: 45.2mm(2016) ※2021年時点BE-KUWA参考
野外レコード: 35.9mm ※2021年時点BE-KUWA参考
飼育難易度 : ややかんたん★★☆☆☆☆
飼育温度: 15〜26℃
成虫寿命: 半年ほど?
幼虫期間: 半年ほど
備考
1996年に記載されたスンバワ島特産のノコギリクワガタ。種小名のyasusukeiは西山保典氏に因んでつけられたそうですが、大図鑑やBE-KUWAでは地名をとった「スンバワノコギリクワガタ」という和名で扱われています。地名で呼んだ方が都合が良いので私もスンバワノコ派です。
♀の後脚の脛節先端に発達した突起があり、胸部もヒメオオクワガタのようにクビれていて、ノコギリの♀にしては特徴が強いような感じです。♂もアゴが小さく脚もがっしりとしていることから、ハチジョウノコギリクワガタのように地上を徘徊するのではないかと私は考えてますが実際のところどうなのでしょうか。
ある記事によると、スンバワ島のタンボラ山で標高2821mにて発見されたとありますが、飼育記事を見る限りではそこまで高標高のクワガタでもなさそうなので、マジでよくわからないクワガタです。
レコードの飼育コメントでは、カワラ菌糸500ml20〜22℃管理で45.2mmが作出されており、20℃以下で管理した個体はサイズが伸びなかったそうです。
♀の前脚やアゴの形状を見る限り、やっぱり材よりはマット産卵向けの種類に見えますので、とりあえずはマット産卵で幼虫もマット飼育を試して大型個体を目指していきたいと考えています。イメージとしてはトレスノコギリと同じ感じでやりたいです。
飼育記
2022/10/26 成虫ペア入手
ヤフオクにてヤススケノコギリ成虫2ペアを購入。
スンバワ島産 WF7 スリーサイズ 2022年10月羽化
めちゃくちゃ安く叩き売りされていましたが、滅多にお目にかかれない種類で野外品の入荷もあまりない種類なので、入手できてとても嬉しいです!累代は驚異のWF7。大事に飼育しますが、トレスノコギリの要領でレコードを狙う飼育ができたらと思います。
2022/10/27 産卵セット開始
4個体とも10月羽化ということですが、いつ活動開始するかもわからないので、何も考えずいきなり産卵セットを組んで4匹ともセットに投入することにしました!
セット内容はコバシャ小に産卵1番固詰め、転倒防止に水苔をいれました。
♀殺ししないことを祈りながら、とりあえずセットに4個体とも投入。管理温度は22℃前後で様子をみようと思います。
ミヤマクワガタの飼育日記はよーせー
ダイオウヒラタクワガタチャレンジしてみて下さい