基本情報
和名: メタリフェルホソアカクワガタ スーラ諸島亜種(イソガイ)
学名: Cyclommatus metallifer isogaii Mizunuma et Magai, 1991
分布: スラ諸島(タリアブ島、マンゴレ島)
野外珍品度: 少ない★★★★☆☆
サイズ: ♂67.0mm ♀23.9mm
飼育レコード: 81.9mm(2006) ※2021年時点BE-KUWA参考
野外レコード: 77.0mm ※2021年時点BE-KUWA参考
飼育難易度 : 普通★★★☆☆☆☆
飼育温度: 18〜25℃
成虫寿命: 半年ほど?
幼虫期間: 3〜8ヶ月ほど?
備考
メタリフェルのスラ諸島亜種。本種の中で最も入手が難しいとされている亜種で、最近久々に生体が入荷してくれました(噂によると13年ぶりだとか)。
本亜種の特徴は、♂は光沢がやや強く、頭楯がやや突出しているそうです。また、上翅の肩部に小さい突起があるそうです。個人的な感覚では、♂はどの亜種よりも細長い印象です。アゴの側縁部の厚みが他の亜種より際立っている印象で、アゴの先端付近まである程度の太さを保って縁取られているような形状をしている傾向にあるイメージです。♀は本種の中で最も上翅の光沢が強いです。裏面はそんなに光沢強くないようなイメージ。
飼育については基本的に他の亜種と大きく異なる部分はないようですが、感覚的に♂が攻撃的な気がします。私の勝手なイメージですが、一番攻撃的な亜種はアエノミカンスで、次がこのイソガイのような気がします。とりあえず♀殺しが怖いので安全策としてアゴ縛りを試したいと思います。
大型狙いの飼育の参考までに、2006年の飼育レコード個体は430mlプリカ→800ml容器→1500ml容器にて、20℃以下で幼虫期間約8ヶ月とのことでした。
産地であるタリアブ島については、位置的にも島の気温や標高的にもペレン島に近いものがあるので、恐らくはペレン亜種に近いような温度管理で大型が狙えるのではないかと目星をつけていますが、試してみないとなんとも言えません。
2023/2/10 成虫ペア入手
ヤフオクにて過去に何度かお取引のある方からWF1成虫ペアを購入
メタリフェルホソアカクワガタ 亜種イソガイ タリアブ産 WF1
2022年12月羽化 ♂66mm ♀フリー
2月上旬には後食開始しているとのことで、少し様子をみてから同居ペアリングを試みたいと思います。
2023/3/9 産卵セット投入
2月中旬から同居ペアリングを始め、メイトガードが何度も確認されたため、産卵セットを組んで♀のみ投入。ペアリング時は万が一のことを考え♂のアゴを針金で固定しました。産卵セットはいつも通り産卵1番硬詰めで容器はコバシャ小。転倒防止に水苔を敷き、ゼリーを多めに入れました。管理温度はだいたい22℃前後。あとは産んでくれるのを祈るだけ。詳しくは動画で解説してます!
わたくわさんもアトラスオオカブト始めてくださいとても楽しいですちなみに私は沢山幼虫が取れました
オオクワガタの方がいいですよ〜
オオクワガタも飼育してます
コクワガタは材なしで産卵しますか
試したことはありませんが、試してみると面白いかもしれませんね
わたくわさんのメタリフェル買ったのですがこれまで買ったメタリフェルの中で1番好きです色合い最高!
ヒラタクワガタの産卵に材は使用しなくても良いですか