基本情報
和名: ルゴススサビクワガタ
学名: Dorcus rugosus Boileau, 1904
分布: 南インド
野外珍品度: 少ない★★★★☆☆
サイズ: ♂16-23mm ♀18-22mm
飼育レコード: なし
飼育難易度 : ややかんたん★★☆☆☆☆
飼育温度: 18−26℃
成虫寿命: 1年くらい
幼虫期間: 3〜6ヶ月
備考
インドに生息する分厚いサビクワガタ。Dorcus属なので、ヒラタクワガタと同じような産卵セットで簡単に増えますし、体も丈夫で比較的寿命が長い印象です。他のサビクワガタと比べて体表の微毛が少ない(ほぼない)ようで、土がこびりついたり錆っぽい質感になることは少ないです。
国内での生体の流通量はとても少ないようで、数年前に知人から頂いた個体の累代を続けていますが、その後野外品が入荷した情報もなければ、小型種で人気もなければ認知度の低い種類の為、最近では飼育している人の話も全然聞かない種類となりました。
飼育はめちゃくちゃ簡単で、国産ヒラタのようにマットを固く詰めるだけで簡単に産卵してくれますし、サイクルも早く、3〜4ヶ月ですぐ羽化して、成熟も1〜2ヶ月ほどで済むようです。パプキン並みの飼育難易度な上に寿命も長く丈夫です。唯一の欠点としては小さいことくらいだと思います…




⚫️参考資料・情報まとめ
藤田 宏, 世界のクワガタムシ大図鑑 解説編, むし社, 2010, p.280.