ゲルツルードノコギリクワガタの情報

ゲルツルードノコギリクワガタ

基本情報

和名:     ゲルツルードノコギリクワガタ(ガートルードノコギリクワガタ)
学名:     Prosopocoilus gertrudae Arnaud et Lacroix, 1991
分布:      ルソン島
野外珍品度:  やや少ない★★★☆☆☆
サイズ:    ♂25.9-59.7mm ♀25-29.7mm
飼育レコード: 67mm  ※2021年時点BE-KUWA参考
野外レコード: 61.7mm  ※2021年時点BE-KUWA参考

飼育難易度 : 普通★★★☆☆☆☆
飼育温度:   20〜26℃
成虫寿命:   半年〜1年
幼虫期間:   6〜12月

備考

 ルソン島特産の分類的にも一風変わったノコギリクワガタで、真っ直ぐ伸びた大顎に剃刀を思わせる内歯と頭部から少し突き出た突起が特徴的です。体色は黒色のものから赤みを帯びたものまでいるようで、私が入手した個体も僅かに赤っぽいものでした。
 後脛節にはブラシ状の微毛が生えていてスネ毛を連想してしまいますが、他にも似たような特徴を持つクワガタは多数いるので、環境に適応する為にこの特徴が何らかのアドバンテージである可能性も考えられます…知らんけど。
 飼育は特に難しい点もなく、材なしで充分産卵するノコギリクワガタという感じですが、やはり♀殺しには注意が必要です(1度やられました…)。

60mmのゲルツルード♂
65mmの♂
下から見た♂
65mmの♂

参考資料・情報まとめ

藤田 宏, 世界のクワガタムシ大図鑑 解説編, むし社, 2010, p.187.

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